Pamphlet No. 1216 (E. LEITZ, INC.) U-7-33-M

仕事から帰ってきてポストを見たら、海外からの封筒がふたつ入っていました。そのうちのひとつがこれです。1933年の米国市場向けパンフレット「Pamphlet No. 1216」です。このパンフレットの興味深い点は、SUMUSKUPやHEKONKUPというお馴染みのコードワードの他に、コードナンバーも記載されているところでしょう。これまでの調査ではこの時期のカタログにはコードナンバーが振られていたものは無かったので、これは私にとっては新発見です。

それとですが、1933年時点ではニッケルとクロームが両方とも掲載されていてもおかしくはないのですが、このパンフレットでは沈胴式のニッケル、固定鏡胴のニッケル、このふたつしか掲載されていません。ということは、クローム仕様はこの時点では米国には供給されていなかった可能性があります。

昨日は仕事で浅草に行ってきたのですが、そこで同業者の方たちとお話をしていて、昔のカメラ界隈は「実際にどうだったのか」についての話になりました。35mmフィルムの一眼レフの世界初は、Kine-ExaktaかSportか。これを二次資料や伝聞ではなく、当時の資料を集めて研究し答えを出した人がいるということでした。

弊ウェブサイトでも、どなたかが研究して出版した書籍や雑誌等は用いず、もっぱら当時のカタログやパンフレット、プライスリストを世界中から買い集めて、ライカのコードワードの歴史を再構築しようとしています。同業者さんには「〜さん、すごい情熱ですね!」と言われたのですが、どちらかと言えば、私は35度9分くらいの熱量しかない人間だと思って生きてきました。齢48になって、自分は他の人からみたら十分高熱なのかもしれないなぁと思いつつ、昨日は久しぶりに生きている気持ちがしました。

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